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ravelll の日記

よしなに

デッドライン仕事術

book

このエントリは gussan Advent Calendar 2015 の7日目のエントリです。

会社でチームの先輩が紹介されていて気になって読んだ本。

ざっくりとした中身

残業が容易に選べる環境だと無意識にそれに甘えて仕事の能率を追求しなくなる。そこで残業を原則禁止して勤務時間を固定した上で、全てのタスクに日付レベルで明確な締切を設定すると必然的に仕事の能率を追求せざるを得ないじゃろ?という話。これだけ聞くと力こそパワー的な根性論に聞こえるけど、書かれているのは著者自らが経営する会社で実践し大きな利益をもたらしたノウハウであり、いざ読んでみると納得できることが多かった。個人的には、他人への貢献のためでなく自分の楽のために能率を上げましょう、という話と、仕事のスピードは判断のスピード、という話が良かった。

能率アップは他人への貢献でなく自分の楽のために

能率を上げることができれば限られた時間に多くの仕事ができるようになる。しかしその成長の矛先が他人への貢献にばかり向いていると成長が滞ったとき精神的に追い詰められがちなので、高い能率で仕事できると色々できて全能感あって楽しい、みたいな方向で能率を追求したほうが精神的に楽だし能動的に学習できるようになって良い、という話。自身でも前にチームに全く貢献できなくて申し訳ない感じになり頭がおかしくなって更に貢献できなくなって、みたいな渦に溺れたことがあった。今はやりたいことをやれる分だけやっているので楽しく、能動的に学習できるようになって成果も出せるようになった。どんな分野でも、それを楽しくやってる人間が最も成長できて、最も健全だと思う。

仕事のスピード=判断のスピード

生活していれば人間は毎日何らかの判断を絶えずしている。仕事においても当然同様で、毎回の判断を素早く下せるようになれば能率は大きく向上する、という話。本文中では「川の流れを窺っていつ飛び込むかなどと考えたりせずまず川に飛び込んでから考える」のように語られている。これも経験があり、サービス固有の伝統を窺って実装を書いたり、人の顔色を気にして尋ねるのをやめたり、といったことを繰り返し、論理的な判断ができなくなっていた。能率は全く向上せず、挙句「他はそうなっててもこうしたほうが合理的では」「チームなんだし取り敢えず聞けばよくて忙しければ忙しいと言うよ」と作業自体が無駄になることもあった。今は目標達成のために客観的に正しいと自身で考えたことに従って判断するようになり、当時と比べれば圧倒的早さで行動を選択できるようになった(と思う)。

デッドライン仕事術 (祥伝社新書)

デッドライン仕事術 (祥伝社新書)

面白い本でした、紹介されていた先輩に米1俵贈るのも吝かでない気持ち。

gussan Advent Calendar 2015 明日は id:ravelll が担当です。