ravelll の日記

よしなに

『Amazon Web Services負荷試験入門 ――クラウドの性能の引き出し方がわかる』を読んだ

業務で負荷試験をやっていく必要があり基礎知識を付けるべく読んだ。

負荷試験は試験と改善のサイクルを回すプロセスであることをはじめ、想定される負荷をシステムが捌けるかどうかのみを確認するものではないこと、健全に負荷がシステムにかかっていることをどう確認するか、ボトルネックをどう当たりをつけていくかなど、計画・実施・結果共有までの負荷試験のステップ全般について知見が書かれていて学びが多かった。

タイトルには AWS とあるものの、クラウドプロバイダやサービスに寄らない負荷試験の考え方が多く書かれていた印象(もちろん AWS のサービスの詳細に踏み込んだ内容も多く書かれている)。